藤田医大病院で1300件の患者情報流出の可能性、個人PCが関与か

藤田医科大病院(愛知県豊明市)は3日、看護師が私物のパソコンを使用していた際に、身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」に感染したことを発表した。この感染により、内規に違反して保存されていた患者の氏名、生年月日、病名、検査データなどの個人情報1365件が流出した可能性があるという。不正利用については現在のところ確認されていない。

感染の経緯

病院によると、流出した情報は腎不全などの腎臓疾患を抱える患者に関するものである。個人情報を私物のパソコンに保存することは内規で禁止されていたが、看護師は学会発表などの目的で2020年から患者情報を収集し、保存していたという。

今年5月25日、看護師が自宅でウェブサイトを閲覧中に、画面に表示された警告に従って操作した結果、ウイルスに感染したと考えられている。このような行為が、病院内の情報セキュリティに対する重大なリスクをもたらすこととなった。

病院の対応と今後の課題

藤田医科大病院は、今回の事態を受けて、情報管理の徹底を図る方針を示している。今後、職員に対する情報セキュリティ教育を強化し、再発防止策を講じる必要があると考えられている。また、患者への影響を最小限に抑えるための対応策も検討されている。

この事件は、医療機関における個人情報の取り扱いの重要性を改めて浮き彫りにしている。医療従事者は、患者の信頼を損なわないためにも、厳格な情報管理を行うことが求められている。

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