改造75年の旧型電車が箱根の急坂を行き交う人気の理由

箱根登山電車の魅力

神奈川県箱根町の箱根湯本と強羅を結ぶ箱根登山電車では、「100形」と呼ばれる旧型車両が人気を集めている。これらの車両は、一部が木製から鋼鉄製に改造されて今年で75年を迎え、今も箱根の急坂を上り下りする姿は多くの鉄道ファンを魅了している。撮影スポットには、訪れる人々で賑わいを見せている。

特に、スイッチバックで電車がすれ違う大平台駅近くの踏切では、18日に見頃を迎えた線路沿いのアジサイを背景に、カメラを持った人々が次々と訪れ、100形を写真に収めていた。動画撮影のために訪れた女性は、「100形は愛嬌があって大好き。長く頑張ってほしい」と語った。

100形車両の歴史

100形車両は「モハ1形」と「モハ2形」の計3両から成り立っている。このうち、モハ1形の2両は1950年に改造され、6年後には残る1両も改造が行われた。これにより、箱根の風景の中で長年にわたり活躍してきた。

旧型車両はエアコンを搭載しておらず、トンネルを通過する際に吹き込む涼しい風が天然のクーラーとなる。また、カーブを曲がる際に聞こえる「キーキー」という音も、訪れる人々にとっての魅力の一つとなっている。

鉄道ファンの熱気

箱根登山電車の100形は、その独特なデザインと歴史的背景から、多くの鉄道ファンに愛され続けている。訪れる人々は、ただの観光名所としてだけでなく、鉄道の文化や歴史を感じる場としても楽しんでいる。これからも、箱根の自然と共に走り続ける姿を見守りたい。

このように、箱根登山電車の100形は、観光地としての魅力だけでなく、鉄道ファンにとっても特別な存在であり続けている。今後の活躍にも期待が寄せられる。

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