SOSキャッチで非行と犯罪を防ぐ!大阪の継続的な補導活動
大阪府警の「継続補導」強化
大阪府警が「継続補導」の取り組みを強化している。非行などによる補導後にも定期面接で関係を深め、声にならないSOSをキャッチし、健全育成につなげることが目的だ。若者が集う道頓堀のグリコ看板付近の遊歩道「グリ下」などで犯罪に巻き込まれる事例もあり、対象を家出の少年少女にも拡大。悩みや不安への早期のアプローチを進める。
継続補導は、相談や街頭補導を通じて関わった20歳未満に対し、保護者の同意を得た上で継続的に指導や助言する仕組みである。府警少年育成室の泉川容子課長補佐は「問題行動や非行の裏には不安や孤独感が隠れている」と話す。
SNSと犯罪の関係
近年では面識のない人とSNSでつながることが容易になっている。大阪でもグリ下などで売春や違法薬物などに関与してしまうケースが増加している。これにより、若者が危険な状況に巻き込まれるリスクが高まっている。
府警はこのような状況を受けて、犯罪被害防止の観点からも継続補導を強化している。家出などで行方不明届が出された20歳未満に対象を拡大し、より多くの若者に対して支援を行う方針だ。
実績と新たな取り組み
2025年4月から11月までの実績は前年同期比で約3.5倍の367人に増加した。これは、継続補導の取り組みが効果を上げていることを示している。さらに、電話相談につなぐ府警のLINEアカウントも開設し、若者が気軽に相談できる環境を整えている。
このように、大阪府警は継続補導を通じて、若者の問題行動を未然に防ぎ、健全な育成を促進するための取り組みを進めている。今後もさらなる強化が期待される。