富士急のコースターで男性が死亡、点検中の事故が発生

28日午前11時50分ごろ、山梨県富士吉田市にある富士急ハイランドで、ジェットコースター「ええじゃないか」の点検作業中に従業員の嘉村伊織さん(29)が負傷し、後に死亡が確認された。事故は、周囲の従業員から119番通報があったことによって明らかになった。

事故の詳細

嘉村さんは28日午前11時45分ごろ、ええじゃないかのホーム付近で停止中の車両の下に潜り込んで点検作業を行っていた。作業中、何らかの原因で車輪とレールの間に腰などを挟まれたとみられている。なお、ええじゃないかは整備のため終日運休していた。

事故発生後、嘉村さんはドクターヘリで甲府市の病院へ搬送されたが、残念ながら死亡が確認された。事故の原因については、現在調査が進められている。

会社の対応

事故を受けて、富士急ハイランドの松村武明社長は記者会見を開き、「不幸な事故に遭い、心よりお悔やみ申し上げる」と謝罪の意を表した。さらに、ええじゃないかの営業を当面見合わせると発表し、「安全対策、原因究明をしっかり進める」と述べた。

このような事故は、過去にも発生しており、2007年12月にはブレーキパッド交換中の男性従業員が突然動いた車輪とレールの間に腹部を挟まれ、重傷を負う事故があった。このことからも、従業員の安全確保が急務であることが示されている。

今後の課題

今回の事故は、遊園地における安全管理の重要性を再認識させるものである。従業員の安全を守るためには、定期的な点検や教育が不可欠であり、事故の再発防止に向けた具体的な対策が求められる。

富士急ハイランドは、今後の調査結果を踏まえ、必要な改善策を講じることが期待されている。安全対策の強化が、従業員だけでなく来場者の安心にもつながることを願う声が多く寄せられている。

読む  在英福島県人会前会長を偲ぶ100人の集い
Go up