九州新幹線全線運転再開、熊本地震からの復興と観光振興へ

九州新幹線、全線運転再開

熊本地震により一部区間で運休が続いていた九州新幹線が、18日、52日ぶりに全線で運転を再開した。運行再開にあたっては、被害が大きかった新八代駅(熊本県八代市)付近での減速運転が行われ、本数も減らしての運行となる。

国は地震からの復興策として、九州7県での旅行・宿泊料金を補助する「九州ふっこう応援割」を10月に開始する予定であり、新幹線の全線再開が観光事業の促進に寄与することが期待されている。

運行ダイヤと利用者の見込み

大型連休を控える中、博多(福岡市)―鹿児島中央(鹿児島市)間での全線再開となり、今後多くの利用が見込まれている。2016年の熊本地震では、13日で全線再開にこぎ着けたが、今回は復旧に時間を要し、長期の運休となった。

JR九州は通常ダイヤへの復帰を目指し、引き続き修繕作業に取り組む方針である。また、耐震化の効果検証も進める計画だ。

運行条件と所要時間の変更

運行本数は通常ダイヤの約9割程度とし、新八代駅付近の約10キロ区間については、時速70キロに落として運行される。これに伴い、博多から鹿児島中央までの所要時間は最大で8分長くなり、上り列車では鹿児島中央駅の発車時刻を最大9分繰り上げて運行される。

熊本地震は7月28日に発生し、その影響で九州新幹線は一時全線で運休した。今回の運転再開は、地域の復興に向けた重要な一歩となる。

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