万博の予約当選率は50%、イベントや館見学は競争が激化
関西万博の抽選状況
大阪・関西万博のパビリオンやイベントを予約できる来場7日前抽選の当選率が平均で5割程度であることが明らかになった。日本国際博覧会協会(万博協会)が初めて抽選状況を公表し、来場者の多い混雑日では当選率が3割程度にとどまることが分かった。予約対象の30館余りのうち、約6割は1日分の見学当選枠がわずか300人未満であり、会期後半には人出の増加が見込まれるため、さらに確保が難しくなる可能性が高い。
予約制には国内館の大半と海外館の一部が参加しており、1日に受け入れる見学者のうち、来場日の2カ月前と7日前に行われる抽選に一定の枠を設けている。協会によると、来場まで間が空く2カ月前の抽選は平均で8割程度、来場者の多い日は6割程度の当選率を示している。
国内館と海外館の違い
国内館は総じて海外館よりも所要時間が長く、1日当たりの受け入れ人数は限られている。「シグネチャーパビリオン」の中でも、宮田裕章氏や中島さち子氏が手がけるテーマ館は1日の見学枠が1500人未満となっている。これにより、来場者は事前に計画を立て、早めの予約を行う必要がある。
さらに、来場前には3日前の午前0時から、2回の抽選で当選が出なかった空き枠を先着で取れる機会も設けられている。しかし、申し込みが殺到し、連日約2時間でほとんどの枠が埋まる状況が続いている。
今後の見通し
このような状況から、関西万博の人気が高まる中で、来場者はより一層の計画性を持って臨む必要がある。特に、会期後半に向けては、予約が取りづらくなることが予想されるため、早期の抽選申し込みが重要となるだろう。
万博協会は、来場者に対して事前の情報提供を強化し、スムーズな入場を促進する取り組みを進めていく方針だ。これにより、より多くの人々が万博を楽しむことができる環境を整えることが期待されている。