TXで駅到着前にドアが開くトラブル、客の操作か?転落やけがはなし
つくばエクスプレス(TX)を運行する首都圏新都市鉄道は11日、走行中のTXにおいて、駅到着前に一部車両のドア8カ所が約15センチ開くトラブルが発生したと発表した。この事故による転落者はおらず、乗客約300人にけがはなかった。防犯カメラには、乗客1人がドアロック解除のための非常用コックを操作する様子が映っており、同社は詳しく調査を進めている。
トラブルの発生状況
同社によると、トラブルは11日午前9時35分ごろに発生した。流山おおたかの森駅(千葉県流山市)を発車し、守谷駅(茨城県守谷市)に向かっていた車両の5号車でコックが操作された。この操作により、同じ号車のドアのロックが一斉に解除されたが、TXは時速5キロ以上での走行中は安全面からドアが開かない仕組みになっている。
しかし、守谷駅に近づき減速した際にドアが開いたことが確認されている。乗客の安全を確保するためのシステムが機能していたにもかかわらず、何らかの理由でドアが開いてしまったことは、今後の運行において重要な課題となる。
今後の対応と調査
首都圏新都市鉄道は、今回のトラブルを受けて、再発防止に向けた対策を講じる方針を示している。防犯カメラの映像をもとに、乗客が操作した非常用コックの使用理由や、その影響について詳細に調査を行う予定だ。
また、同社は乗客に対して安全運行を最優先に考え、必要な情報提供を行うことを約束している。今後の調査結果に基づき、運行ルールや安全対策の見直しが行われる可能性がある。