JR東日本、岩手で29年運行開始を目指すSL新観光列車の検討開始

JR東日本は3日、岩手県の東北線盛岡―一ノ関間で蒸気機関車(SL)を活用した新たな観光列車の運行を検討することを発表した。臨時列車として2029年春以降の運行開始を目指しており、沿線自治体や観光団体などと連携し、運行体制やサービスの検討を進める。

観光列車「SL銀河」の復活

JR東によると、同県の釜石線を2023年6月まで走っていた観光列車「SL銀河」で使用されていたSL「C58形」を利用する予定である。このSLは廃車後に盛岡市内の公園で保存されていた車両を修復して運行されることになり、東日本大震災からの復興の象徴として親しまれていた。

この新たな観光列車は、地域の歴史や文化を体験できる貴重な機会を提供することが期待されている。観光客にとっては、懐かしい蒸気機関車の旅を通じて、岩手県の自然や魅力を再発見するチャンスとなるだろう。

地域活性化への期待

JR東日本は、「世界遺産の平泉など人気観光地を結び、地域のさらなる活性化と東北へのインバウンド誘致を目指す」としている。この取り組みは、観光業の振興だけでなく、地域経済の発展にも寄与することが期待されている。

沿線自治体や観光団体との連携を強化することで、観光列車の運行が地域全体の活性化につながることを目指している。観光客が訪れることで、地元の産業や文化も再評価される機会となるだろう。

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