高速道路で新防護柵設置拡大、衝突事故防止に向けた17キロの取り組み

新型防護柵の設置対象拡大

国土交通省は5日、高速道路の暫定2車線区間において試験運用中の新型防護柵の設置対象を拡大する方針を明らかにした。この取り組みは、対向車線へのはみ出しによる衝突事故を防止することを目的としており、具体的には山陰自動車道の島根県内区間の一部を含む15路線、計約17キロメートルが候補として挙げられている。国交省は今秋から具体的な調整を進める予定である。

新型防護柵の設置対象となる区間は、過去に事故が発生した場所が主に選定されている。特に、7月に発生した正面衝突事故で2人が死亡した徳島道の現場付近も、設置の対象として想定されている。

新型防護柵の特徴と導入経緯

国土交通省は2021年に、中央部分にワイヤロープの設置が難しい長大橋やトンネルにおける対策として新型防護柵を導入した。この新型防護柵には、鋼鉄パイプなどを組み合わせた柵状タイプと、鉄筋コンクリートで壁を構成するタイプの2種類が存在し、全国で約13キロメートルにわたって設置が行われている。

この新型防護柵の導入は、交通事故の減少を目指す国交省の取り組みの一環であり、今後もさらなる安全対策が期待される。

今後の展望

国土交通省は、今後も交通安全の向上に向けた取り組みを強化していく方針である。新型防護柵の設置により、事故のリスクを低減し、ドライバーや乗客の安全を確保することが期待されている。特に、過去に事故が多発した区間においては、早急な対策が求められている。

今後の調整や設置作業が円滑に進むことが、交通安全の向上に寄与することが望まれる。

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