韓国の鉄道ファンが観光大使に就任、鳥取の沿線活性化に期待

若桜鉄道が観光大使を任命

鳥取県東部で運行する第三セクター、若桜鉄道は、韓国で「鉄道オタク」を自認する元新聞記者を観光大使に任命した。この任命は、過去に取材を受けたことが縁となっている。若桜鉄道は、沿線人口が現在の約1万7千人から20年後には約1万人に減少するとの推計を受け、観光列車の導入などを通じて利用客の増加を図る方針だ。

若桜鉄道は「韓国の鉄道ファンにPRしてほしい」と依頼し、観光大使に任命されたのは、韓国紙・京郷新聞を昨年退職した尹熙一さん(61)である。尹さんは2012年に過疎化に直面する日本各地の駅を取材した際に若桜鉄道の隼駅を訪れたことがきっかけで、「名誉駅長」としての役割を果たしてきた。

観光大使の背景

尹さんは鳥取県出身で、鉄道好きの石破茂前首相とのツーショット写真も存在する。彼の任命は、若桜鉄道が地域の魅力を国内外に発信するための重要な一歩と位置付けられている。観光大使としての活動を通じて、韓国の鉄道ファンに向けた情報発信が期待されている。

若桜鉄道によると、年間利用者数は1999年の約67万人がピークであり、現在は約40万人台にまで減少している。この状況を打破するために、観光大使の任命は新たな戦略の一環として位置付けられている。

地域振興への期待

若桜鉄道は、観光列車の導入や地域の観光資源を活用することで、利用客の増加を目指している。尹さんの活動が、韓国の鉄道ファンを惹きつけるきっかけとなることが期待されている。地域の活性化に向けて、若桜鉄道の取り組みはますます重要性を増している。

今後、尹さんがどのような形で若桜鉄道をPRし、観光客を呼び込むのか、その動向に注目が集まる。

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