女性の孤立を防ぐ政策を求める参政権行使80年のイベント
女性の参政権行使80年を祝うイベント
女性が初めて参政権を行使してから10日で80年を迎えたことを記念し、東京都渋谷区で女性の生きづらさについて議員や研究者らが語り合うイベントが開催された。参加者からは、低賃金など中高年のシングル女性が抱える問題に対して「孤立させないための政策が必要だ」との声が上がった。
このイベントでは、ライターの和田静香さんが登壇し、中高年のシングル女性にインタビューした経験を基に、多くの人が性暴力やドメスティックバイオレンス(DV)を受けていたことを語った。これに対し、辻元清美参院議員は、中高年女性が家を借りられないケースがあることを指摘し、日本では自己責任を問われがちであると述べ、「もっと自分らしく生きられるサポートが必要」と強調した。
パリテ宣言の重要性
上智大学の三浦まり教授らは、衆参両院の比例代表に男女同数名簿を義務付け、候補者の男女比に応じて政党交付金を減額することを求める「パリテ宣言」を読み上げた。三浦教授は、「女性が言いたいことを自由にしゃべることができる社会はまだ実現していない」と述べ、女性の尊厳と人権を守る政治を目指す必要性を力強く訴えた。
このような議論を通じて、参加者たちは女性の社会的地位向上に向けた具体的な政策提言を行い、今後の活動に意欲を示した。イベントは、女性の権利を守るための重要な一歩として位置づけられた。