リニアトンネル工事、JR東海が山梨県内の5件で5年半の工期延長を決定

JR東海は3日、山梨県早川町および富士川町で進行中のリニア中央新幹線に関する工事の進捗状況を発表した。これによると、トンネルや橋梁など計五つの工事について、当初予定されていた工期が最大で5年半遅れる見通しであることが明らかになった。主な理由としては、想定以上に地質がもろく、掘削作業に時間がかかっていることが挙げられている。

工事の遅延とその影響

JR東海は、両町で住民説明会を開催し、工事の現状を報告した。特に遅れが大きいのは、早川町に位置する第4南巨摩トンネル西工区と、富士川町の同東工区である。これらの工事は、当初2026年5月末に完了する予定であったが、現在では31年末ごろに延期される見込みとなっている。

この遅延は、リニア中央新幹線の品川―名古屋間の開業予定に影響を及ぼすことはないとJR東海は強調している。開業は34年以降を予定しているため、工事の遅れが直接的な影響を与えることはないとされている。

地質問題と今後の展望

地質がもろいことが工事の進行を妨げているため、JR東海は今後の工事においても慎重な対応が求められる。地質調査の結果を踏まえ、適切な工法を選定し、工事の安全性を確保することが重要である。

住民説明会では、工事の進捗状況や今後の見通しについて詳細な情報が提供され、地域住民からの理解を得る努力が続けられている。JR東海は、地域とのコミュニケーションを重視し、工事の透明性を確保する方針を示している。

読む  中国、最近の地震を理由に日本への旅行自粛を再度呼びかけ
Go up