関電大飯原発3号機が自動停止、発電機の異常で警報発動
発電機の異常警報が発動
8日午後11時55分ごろ、関西電力の大飯原発3号機(福井県おおい町)において、発電機に関する異常を示す警報が作動し、原子炉が自動的に停止した。関電は、今回の事象によるけが人や周辺環境への放射能の影響はないと発表している。発電機に磁界を発生させる「励磁機」や発電機本体に何らかの問題があるとみて、詳しい原因を調査中である。運転再開時期については未定とされている。
関電によると、発電機内の回転子を電磁石にするために励磁機から電気を送ることができなくなったことを示す「界磁喪失」の警報が鳴った。この警報を受けて発電機は自動停止し、原子炉には制御棒が自動的に挿入された。県の関係者によれば、前回の定期検査では異常は見つからなかったという。
過去のトラブルと影響
関電の原発を巡っては、今年5月に美浜原発3号機(同県美浜町)でタービンから蒸気が漏れ、手動停止するトラブルが発生している。このようなトラブルは、原発の安全性に対する懸念を呼び起こしており、地域住民や関係者からの注目が集まっている。
今回の発電機の異常も、原発の運転におけるリスクを再認識させる出来事となった。関電は、今後の調査結果を踏まえた上で、適切な対応を行う必要がある。