愛知の70代男性、投資詐欺で3億2千万円の被害に遭う
愛知県警一宮署は10日、同県一宮市に住む70代の男性が約3億2千万円相当の暗号資産(仮想通貨)をだまし取られる被害に遭ったことを発表した。この事件は特殊詐欺として捜査が進められている。
被害の経緯
署によると、男性は昨年5月にスマートフォンを通じて人工知能(AI)投資に関する広告にアクセスし、電話番号などの個人情報を登録した。その後、英国の投資会社の職員を名乗る男から電話がかかってきた。
男性はその電話を受けて仮想通貨を購入し、指定された先に送金を行った。送金後、スマートフォンのアプリ内で利益を確認することができたが、払い戻しを試みると「税金がかかる」との理由で再度の送金を求められた。
脅迫と相談
今年3月までに、男性は少なくとも20回以上にわたり、だまし取られたことが明らかになっている。「これ以上払えない」と伝えた際には、「個人情報をばらまくぞ」と脅迫され、男性は不安を抱えながらも警察に相談することを決意した。
その結果、被害が発覚し、愛知県警はこの特殊詐欺事件の捜査を開始した。警察は、同様の手口による被害が他にも存在する可能性があるとして、注意を呼びかけている。