失踪直前の「許さない」メッセージが明らかに 川崎のストーカー再逮捕事件
ストーカー被害を訴えていた岡崎彩咲陽さん(20)の遺体が川崎市川崎区の住宅で見つかった事件で、殺人容疑で再逮捕された元交際相手白井秀征容疑者(28)が、岡崎さんが行方不明になる直前に交友関係を巡って「許さない」というメッセージを送っていたことが14日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警は、岡崎さんは失踪直後に殺害されたとみており経緯を調べている。
メッセージの内容と背景
県警は14日、容疑者を殺人容疑で送検した。
捜査関係者によると、岡崎さんは昨年12月20日ごろに行方不明になる前、交流サイト(SNS)に知人男性との様子を投稿していた。この投稿を見た容疑者がメッセージを送っていたことが確認されている。県警が12月下旬に実施した任意聴取において、容疑者は送信を認め「腹が立った」との趣旨の説明をしたという。
遺体発見とその後の捜査
県警は今年4月30日、容疑者の自宅を家宅捜索し、床下から遺体の入ったバッグを発見した。米国から帰国した容疑者は死体遺棄容疑で逮捕され、その後今月12日には殺人容疑で再逮捕された。
岡崎さんは昨年6月以降、容疑者とのトラブルを県警に相談していたことが明らかになっており、事件の背景には長期にわたるストーカー行為があったと考えられている。
事件の影響と社会的な反響
この事件は、ストーカー被害に対する社会の関心を再燃させる結果となった。多くの人々が、岡崎さんのような被害者が適切な支援を受けられるよう、法律や制度の見直しを求める声を上げている。
神奈川県警は、今後も捜査を進め、事件の全貌を解明する方針である。岡崎さんの遺族や友人たちも、真相究明を望んでいる。