SNS詐欺グループの男逮捕、大阪で十数人規模の犯罪が発覚
大阪府警、投資詐欺グループのメンバーを逮捕
大阪府警は4日、交流サイト(SNS)を通じて活動していた二つの投資詐欺グループのメンバーら100人以上が逮捕された事件に関連し、公開手配していた住所不定、職業不詳の中村晋弥容疑者(42)を逮捕した。府警は中村容疑者が片方のグループのトップとみて捜査を進めている。逮捕後、中村容疑者は「何も話せません」と供述しているという。
この事件は、昨年7月に府警が大阪市内の複数のビルを家宅捜索し、スマートフォン約2600台を押収したことから始まった。府警はその際、容疑者を公開手配し、彼らの交流関係を調査していた。中村容疑者は千葉県長柄町のログハウスにいたところを逮捕された。
ログハウスにかくまわれていた容疑者
中村容疑者が逮捕されたログハウスでは、府警がさらに捜査を進めた結果、容疑者をかくまったとして、ログハウスに住む男2人も逮捕された。これにより、府警は詐欺グループの全体像を明らかにするための捜査を強化している。
府警は、これらのグループがSNSを利用して巧妙に詐欺を行っていたとみており、今後もさらなる捜査を続ける方針だ。逮捕されたメンバーの中には、詐欺行為に関与したとされる多くの人物が含まれており、府警はその背後にいる主犯の特定を急いでいる。
今後の捜査の行方
府警は、今回の逮捕を契機に、SNSを利用した詐欺行為に対する取り締まりを強化する考えを示している。特に、若年層をターゲットにした詐欺が増加していることから、警察は注意喚起を行い、被害者を減らすための啓発活動も行う予定だ。
また、SNS上での詐欺行為は、匿名性が高く、被害者が気づきにくいという特性があるため、府警は新たな捜査手法を導入し、より効果的な取り締まりを目指す。今後の捜査の進展が注目される。
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