17歳の陸上部員が「一番福」に輝く!兵庫・西宮神社の神事で福男選びが行われる

西宮神社での伝統行事「福男選び」

商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社として知られる兵庫県西宮市の西宮神社で、10日、参拝者が開門と同時に本殿への参拝一番乗りを目指し境内を駆け抜ける伝統神事「福男選び」が行われました。この行事は毎年恒例で、多くの人々が参加し、熱気に包まれます。

午前6時、太鼓の音を合図に高さ約7メートルの赤門が開かれ、くじ引きで選ばれた最初の108人がスタートしました。約5千人の参拝者が境内の石畳約230メートルを全力疾走し、競い合いました。

一番福に輝いた大岸史弥さん

今年の「福男」に選ばれたのは、同県宝塚市の県立宝塚高陸上部2年の大岸史弥さん(17)です。彼は先頭で本殿に飛び込み、「一番福」となりました。大岸さんは友人に誘われて初めてこの行事に挑戦したとのことです。

大岸さんは「親や友人に感謝している。受験生になるので、部活と勉強を両立できるよう頑張りたい」と笑顔で語りました。彼の言葉には、今後の努力への決意が感じられます。

地域の活気を象徴する行事

「福男選び」は、地域の活気を象徴する重要な行事として、多くの人々に親しまれています。毎年、この日を楽しみにしている参拝者も多く、家族や友人と共に参加する姿が見られます。

この行事は、ただの競争ではなく、地域の人々が集まり、共に新年を祝う大切な機会でもあります。参加者たちの笑顔や歓声が響く中、今年も無事に行事が行われたことに感謝の気持ちが広がります。

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