埼玉の陥没現場、救助活動再開の見通し立たず 水の流入で崩落の危険が増大
埼玉県八潮市で発生した県道の陥没事故において、トラックが転落するという事態が起こりました。地元消防は、事故に巻き込まれた運転手とみられる男性(74)の救助活動について、当面再開できない見通しであることを明らかにしました。これは、穴に水が流入した影響で周辺の地盤が緩み、さらなる崩落の恐れがあると判断されたためです。
救助活動の中断
県によると、事故現場の穴の中に重機を投入するためのスロープが1日午前に完成しました。作業員たちは内部で重機を使った作業を開始しましたが、がれきの隙間から水が湧き出ていることが判明しました。このため、作業員らの安全を確保するために、同日夕方から救助作業を中断せざるを得なくなりました。
事故が発生したのは1月28日午前で、陥没した穴の大きさは徐々に拡大しています。消防の調べによると、現在のところその幅は約40メートル、深さは最大15メートルに達しているとのことです。このような状況下での救助活動は、非常に危険なものとなっています。
事故の影響と今後の見通し
地元住民や関係者は、事故の影響を心配しています。陥没事故により、周辺の交通や生活に支障が出ているため、早急な対応が求められています。消防や県の関係者は、状況を慎重に見極めながら、救助活動の再開に向けた準備を進めています。
今後の天候や地盤の状況によっては、救助活動の再開が遅れる可能性もあります。地元の人々は、事故の早期解決を願っており、関係者の努力に期待を寄せています。
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